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 ゆくるのブログ

「SRT-1(スイフトウォーターレスキュー テクニシャンレベル1)」


しばらくツアーのお休みを頂いて資格取得のために四国へ行ってまいりました。

今回取得したのはSRT-1(スイフトウォーターレスキューテクニシャンレベル1)という、急流河川での救命技術の資格です。
レスキュー3というアメリカに本部を置く緊急救助活動にかかわる団体が開催しているもので、特にこの急流救命技術は世界的にトップレベルを誇ると言われています。

去年受けたTRR-T(テクニカルロープレスキュー)に続いて「絶対受けたい!」という思いを温めながら、ついに参加する事が出来ました。

場所は「日本三大暴れ川」の一つ吉野川。
普段から激流で、ラフティングが盛んな川で知られています。
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今回お世話になった講師の矢野氏。
「サファリ」http://www.safari-g.com/の代表で、講習前日にはキャニオ二ングで大変お世話になりました。
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講習初日は座学。
レスキューの基本的な考え方から2次災害を発生させないための心得を学びます。
陸上とは違った急流特有の危険個所や安全地帯の確認、川の流れを見てどこが危ない場所なのか?万一流された場合のエスケープするラインや場所をしっかり頭に叩き込みます。
明日からの実技に向け、実際に人が流されている映像を何本も見て全員絶句・・・・・・・
講習生をビビらすには十分な内容でした(-_-;)
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初日の座学が終わり、恒例の懇親会!
「熱い!」四国の消防士の皆さんと色んなお話が出来て、楽しいもんだからついつい盛り上がってしまいました(笑)
しかしこの時はまだ、明日からの過酷な内容の実技が始まる事を全員が把握してませんでした・・・・
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講習2日目。
午前中から実技という事で全員ウェットスーツにPFDをまとい、いざ吉野川へ。
今回ご一緒するバディーの皆さん。まだみんな元気です(^_^;)
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さていよいよ実技の開始。まずは「流水での基本的泳法」から。
なんてことはない、ただ川を泳いで渡ればいいだけの事です・・・・・しかし、ここは「日本三大暴れ川」の一つの吉野川!
見た目はそんなに暴れてるようには見えない川ですが、いざ講師の矢野氏が泳いでみると・・・・・・
ズワ~~~~~~~っと一気に下流へ流されます。
もちろん流される距離を計算している訳ですが、その速さに皆唖然・・・・・・(-_-;)
昨日の事故映像が脳裏に蘇ります・・・・
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実際に泳いでみると全く前には進まず、流されながら少しずつ対岸へ移動していくといった感じでした。
皆死にたくないから必死で手をかいて何とか対岸へ・・・・しょっぱなから吉野川の水をたらふく飲みました(笑)
実技一発目で全員が思った事は「・・・・・マジか?」(>_<) 動揺を隠せない講習生を横目に矢野氏の合図で次の訓練へ。 「スローバックレスキュー」 川で流されてきた要救助者に向かって専用のロープを投げ、これにつかまりエディー(川の安全地帯)へ誘導するというものです。 比較的リスクも少なく救助が出来る方法ですが、これも使い慣れていないとなかなか方向・タイミングが会いません。 DCIM101MEDIA

一通り投げる練習をした後は本番。
2人一組でバディーを組み、一人は要救助者役で実際に川に流されます。
もう一人がタイミングを合わせてスローバックを投げる。
川の流れが早いので、お互いまさに真剣そのもの・・・・外したら結構な距離を流されてしまいます(-_-;)
他にも「コンタクトレスキュー」「ライブベイドレスキュー」など実際の急流でのトレーニングが続きます。
講習とは言え本番さながらの訓練にかなりぐったり・・・・でも貴重な経験でした。

午後からはアンカー(ラップ3プル2)の取り方と「zリグ(三倍力)」の講習。
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非常~に中身の濃い2日目が終わり、この日は矢野氏も交えての懇親会。
しかし明日の事を考えると酔いがさめるさめる(笑)この日は早めに切り上げて爆睡でした(>_<) 講習3日目最終日! この日はまる1日実技です。 まずは「ストレーナー越え」。水は通すが人やゴミは通さないという天然の茶こしです。 ここにつかまると流れが強い川では茶こしに貼り付けられて溺れてしまいます。貼り付けられる前に上から越えていくという訓練です。 RIMG8455
これも川の流れが強すぎて身動きが取れない事を体感。「動水圧」の怖さを思い知らされます・・・・・

他にも「浅瀬横断」。浅瀬なら渡れるだろう!といった勝手な常識を簡単に覆される体験です。
「動水圧」の中では人間の力なんて無に等しくなります・・・・(-_-;)
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続いてはボートを使った救助法。「2ポイントボートテザーシステム」
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川底の障害物に足が挟まって身動きが取れなくなった要救助者のレスキュー。「フットエントラップメント」
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最終日だけあって盛りだくさんの午前の講習内容でした。
お昼は念願の「徳島らーめん」!絶対食べたいと思っていたので嬉しかった~~~(*^_^*)
こってり系の醤油とんこつで、僕好み♪本場でたべれて良かったです♪
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さて、お腹も満たされたら最終日の締めとなる「テンションダイアゴナル」
川の流れに対して45度の角度でロープを張ることで、上流から流れてきた要救助者がロープにつかまれば、後は動水圧によって自然に対岸へ運ばれるというものです。
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一通り終えてチームでミーティング、反省点をお互いに確認です。。
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長い1日を終え最後はボートに乗って帰路につきます。
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この時点で気力体力全て使い果たしているのですが、帰ってからペーパーテストがまっています・・・・(-_-;)
真っ白になった頭から3日分の記憶を絞りだし何とか合格!
無事に認定書を頂けました~。。
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今回も長くて短い貴重な講習に参加出来、得たものはとても大きいです。
年に1度は西表島の外に出て、ツアーの質の向上のために必要な技術・知識を学ぶ機会を持ちたいですね。
今回の講習にあたりお世話になった「サファリ」の矢野氏、3日間ご一緒した消防士の皆さま、一般参加の方に改めて御礼申し上げます。
また一緒に学び・飲みましょう~(^O^)/

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